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zoom RSS 降圧剤による血管性疾患発症率の違い

<<   作成日時 : 2014/02/22 21:01   >>

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ここでいう血管性疾患とは高血圧による心臓病とか脳卒中のことを指しています。

高血圧の人が血圧を下げるために飲んでいる降圧剤には二つの系統があります。

一つは血管を拡張させて血圧を下げる「血管拡張薬」と呼ばれる系統です。
「カルシウム拮抗薬」「アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬」「アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)」などです。

もう一つは、「β遮断薬」と「利尿薬」です。
「β遮断薬」は、心臓の働きを抑え、一回の収縮で送り出される血液の量を減らすことで血圧を下げる薬です。
「利尿薬」は、尿の排泄を促進して体内の水分を減らすことで血圧を下げる薬です。

どちらの降圧剤が血管性疾患を減らせるか臨床試験をしたことがあります。
アスコット・カフェ・スタディと呼ばれています。

試験は当初5年間行われる予定でしたが、3年8ヶ月で打ち切られました。
「血管拡張薬」の圧倒的な勝利だったからです。
このまま続けるのは人道的見地から好ましくないという理由で打ち切られたのです。


画像






どうして、このような結果になったのでしょう。
血圧の下がり方はどちらの系統の降圧剤も同じでした。

答えは反射的血圧にありました。

血圧は上腕で測ります。
しかし心臓から少し離れています。
より心臓に近い大動脈の始まりで測る血圧を中心血圧といいます。

「β遮断薬」や「利尿薬」はこの中心血圧を下げ切れていなかったのです。

心臓が拍動すると血液は大動脈に送り出されますが、大動脈が枝分かれして細くなった部分で流れがせき止められ戻りの流れができます。心臓の弁が開いている状態で逆流が来るのですから心臓によろしくないです。

若い柔軟な大動脈であれば弾力をもって拡張して逆流が起こることはないのですが、動脈硬化が進んだ血管では即反射して逆流が心臓の弁を襲います。この時が中心血圧が上がるときなのです。

「β遮断薬」や「利尿薬」が中心血圧を下げることができなかったということは、心臓の弁への逆流を阻止していなかったということです。

「利尿薬」は欧米では人気があり、利用の歴史も長く、薬価も安いので服用されている方も多いと思いますが再検討が必要です。
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