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名古屋の結婚式は「派手婚」で有名だ。 しかし、葬式はどうだろう。派手だ、という評価は聞いたことがない。 一頃は結婚式場があちらでもこちらでもとオープンした。 少し遅れて葬儀場が建ち始めた。今は葬儀場も飽和状態で、テレビコマーシャルを流す会社まである。 都会では、人間一度はお世話になる会社だが、一度しかお世話にならないとも言えるから顧客の囲い込みにやっきだ。 会員になると割引になるし、その割引サービスは三親等まで適用されるなど、あの手この手で予約獲得に必至になっている。 このたび、縁があり葬式に親しく立ち会う機会があり、名古屋式葬式のやり方を知ることができた。 まず、総予算だが約180万ぐらいだ。これには式場の借り賃、通夜に宿泊する部屋の借り賃、祭壇、花代、霊柩車、棺桶代、町内からの送迎バス代、出立ちと初七日の忌明けの食事代等諸々を含む。 ただし、会員価格で約50万ダウンとなる。葬儀社の話ではお坊さんへのお布施相当を値引きするとのこと。(お布施って随分払うものだ) 借りた式場はお寺に併設して作られた貸し葬儀場で、祭壇を飾って100人ほど入れるホールとシャワー付き4畳半の和室、その上の2階には20人ほど食事できる会議室、着替えなどに使う20畳の和室で、一棟まるごと使い放題という感じだった。 借り賃は25万ほどのようだ。(総予算180万に含んでいる) 祭壇の飾りつけは中程度だった。もっとお値打ち祭壇だと30万ぐらい安い。 通夜式開始一時間前に葬儀社の人から導師の入場からお経の時間、焼香の順番等の説明を受ける。 宗旨は真宗大谷派ということで、お焼香の仕方も教わる。 「御遺影の後ろにある南無不可思議光如来の軸に礼拝、お香は大谷派では運び香といって摘んでそのまま入れてください。2回です。 手を返したり、額のところに持って行ったりはしません」 (へー、そうなんだ) 親戚の持ってくる寂し見舞いはやはり薄皮饅頭が多い。これって餡子でお腹が膨れちゃって一個で十分なのに、皆さん持って来る。 葬式だから白にこだわるのだろうが、白いロールケーキって人があってもいいのだが。 式場の内装が洋風なので祭壇の飾りつけもアレンジメント風の花飾りとなっている |
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