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zoom RSS コレステロール値は高くても気にしない

<<   作成日時 : 2015/06/14 18:03   >>

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日本動脈硬化学会が作成した「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」では、LDLコレステロールが140mg/dl以上だと「脂質異常症」と診断されます。
そして心臓病(冠動脈疾患)の既往や糖尿病、腎臓病などの危険因子がなければ、管理目標を160mg/dl以下にするよう食習慣や運動などの生活習慣をつけるように指導をされます。

これはひとえにコレステロールが動脈硬化を促進して心臓病や脳卒中を発症するリスクを高めるためです。

ところでこの管理目標値に異論があることはどこかで漏れ聞いたことがあると思います。
「ちょっと小太りの人のほうが長生きするんだって」
などと健康談義の中で出てきたりします。


アメリカではどうでしょう。
2013年に発表された米国心臓病学会/米国心臓協会のガイドラインでは
「糖尿病や心臓病などのリスクが高い人以外は、190mg/dlまではLDLコレステロール値を下げる必要はない」
としています。

日本の160mg/dl、アメリカの190mg/dl、LDLコレステロール値の管理目標に30mg/dlもの差があります。

単純にアメリカ人と日本人との体格差、肉食を中心にしているアメリカの食習慣による体質の差というだけで片付けてしまうには疑問が残る数値です。


LDLコレステロール値ではなく総コレステロール値による統計ですが、総コレステロール値が低い人は死亡率が高いというデータもあります。

総コレステロール 160mg/dl以下 死亡率 6%
総コレステロール値が上がるに従って死亡率は低くなり
死亡率が一番低い値は
総コレステロール値 240〜250mg/dl 1.5%
となり、死亡率が一番低くなります。

その後は総コレステロール値が上がるに従ってまた死亡率は上昇していきます。

この死亡率は心臓病や脳卒中、がんによるものばかりでなく、自殺・事故による死亡も含まれています。


コレステロールは細胞膜やホルモンの材料になるので不足すると元気がなくなり、アグレッシブさに欠けるようになると言われています。
中央線に飛び込む人ほぼ全員がコレステロール降下剤を飲んでいたとする調査結果もあるほどです。



LDLコレステロールはコレステロールを各細胞に運ぶ役目をしており多く運びすぎると血管壁にコレステロールが溜まり動脈硬化の原因となるので「悪玉コレステロール」、余ったコレステロールを回収してくれるコレステロールHDLコレステロールは「善玉コレステロール」というネーミングはわれわれに分かりやすくコレステロールの役割を理解するのに役立ちました。
しかしこの「悪玉」「善玉」というネーミングのイメージが強すぎて最近では誤解が生じてきています。

コレステロール値が高くてもHDL(善玉コレステロール)が多いのなら問題ない、HDL(善玉コレステロール)が多ければ多いほど長生きできるという話になっています。

しかしことはそう単純ではありません。
HDL(善玉)コレステロールが高い人ほど死亡率が高いというデータもあります。

伊勢原市と郡山市で男女3万人を対象にした5年間の追跡調査です。
HDLが29以下の人たち  死亡率 9%強
HDLが40〜59の人たち 死亡率 6.5%(死亡率一番低い)
HDLが80〜89の人たち 死亡率 9%弱
HDLが90以上の人たち  死亡率 12%弱(死亡率一番高い)
という結果でした。

つまりHDLが高いからと言って一概に長生きできるとするのは早計ということです。


以上のことから現状では、コレステロールは体にとって重要なものなので特別な病気がない限り、コレステロール値は高くても気にすることはない、ということです。

冒頭の健康談義
「小太りの人のほうが長生きするんだって」
というのが正しいということになります。
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