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zoom RSS リハビリには褒められることと睡眠

<<   作成日時 : 2015/04/06 11:15   >>

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脳卒中を起こすと命は助かっても後遺症が残ることが多いです。
半身不随とか言葉がうまく喋れないなどです。そのため救命治療が一段落するとすぐリハビリが開始されます。

脳の血管が詰まったり破れたりして脳の神経細胞の一部に血液が届かず神経細胞が死んでしまいます。今までその神経細胞が担っていた運動機能を回復させるためのリハビリ治療です。
といっても死んでしまった神経細胞は再生しないし、皮膚の傷のように周囲の細胞が分裂して損傷した部分をカバーしてくれるわけでもありません。別の回路を造る作業になります。

神経細胞のネットワークはある動作を手足に伝えるためにはメインの回路のほかに別の予備回路をもっています。しかしこの予備回路はメインの回路が確立されると誤作動を防ぐために閉鎖されて信号が流れなくなっています。

脳卒中によってメインの回路部分が破損したからといってすぐに使えるわけではありません。リハビリはこの予備回路を使えるように整備しなおす訓練です。

実際、脳卒中が起こると脳は物凄いスピードで活動を開始します。それはいつも使える回路が使えないので他に手や足を動かす信号を送る回路を探すのです。それは幼児が手足を動かす神経回路を作り出すときに似ています。

脳が新しい回路を造ろうと活発に試行錯誤するのはおよそ6ヶ月間です。
それを過ぎると脳は「新しい回路はない」と諦めがちになります。そのため機能回復リハビリは6ヶ月間集中的に行われます。
この6ヶ月間はボーナス期間といわれリハビリの効果がもっともある期間とされています。

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さてここからがいよいよ本題です。
機能回復リハビリには褒められることが神経回路構築に大変役に立つのです。

手を握ったり開いたりする動作だけでも複雑な筋肉の動きを必要とします。縮む筋肉、リラックスさせる筋肉、そしてそのタイミングが必要です。普段は何気なく行っているこの動作も物を掴むという生活には欠かせない動作です。物が掴めないと食事も出来ません。
服も着れません。
リハビリ訓練では握る筋肉が縮んだまま元に戻らなくなってしまい、こぶしを緩めようとすると返って爪が手の平につい込み血が出るようなことも起こります。神経回路が混乱しているので脳で思ったことが正しく手先に伝わらないからです。

今、リハビリ訓練では少しでも訓練していることが出来たら「すかさず」「褒める」ことが推奨されています。
予備回路をメインの回路に育てるには動作に成功した回路を何度も使うことが必要です。そして、それにプラス「褒められる」と脳は喜んでその回路を使うようになります。
訓練の成果が25%アップするという研究報告もあります。

そしてリハビリの効果を上げるには睡眠も必要です。
訓練のあと睡眠をとるグループとそうでないグループを分けた実験では明らかに睡眠をとったグループの訓練効果がアップしていました。

脳はその日に習得した事柄を睡眠中に整理して脳内の記憶箇所に格納します。
睡眠は育ち盛り子供だけでなくリハビリ訓練の人にも重要な要素なのです。

脳卒中を起こすような年齢になると夜よく眠れないという人もいると思いますが、熟睡できる工夫、たとえば
朝は決まった時間に起きる
朝日を浴びる
夕日を浴びる
ウオーキングなどして疲れさせる
入浴はぬる目のお湯で、寝る2〜3時間前
などを実践してリハビリの効果アップを図りたいものです。


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